看護師国家試験は、毎年2月中旬に実施されます。攻略するにあたっては、まず試験に出る問題のタイプを知る必要があります。看護師国家試験で出される問題は大きく分けて必須問題と一般問題、状況設定問題の3つです。必須問題は基礎的な問題で、合格するためには80%以上の正答率が必要になります。一般問題は出題基準に定められた11科目について、一問一答形式で出題されます。状況設定問題は出題基準に定められた7科目について、看護の現場で直面しうる状況設定に対しての理解力と判断力を問われる問題です。学習スケジュールは、一般問題の出題基準に定められた科目のうち、基礎中の基礎となる人体の構造と機能を徹底的に理解することから始めます。看護学校の最終学年の夏休みまでには、人体の構造の機能をはじめ基礎看護学や成人看護学などの基本的な科目を固めると良いでしょう。基本的な科目を固めることによって、自然と必須問題対策にもつながっていきます。そして、他の科目を勉強しつつ、冬休みごろまでは過去問と模擬試験に集中します。過去問選びは、過去5年分の問題集を選ぶと良いでしょう。年が明けたら新しい問題集には手をつけずに、これまでの教材を確認し問題集の中で間違えた問題の解き直しをします。また、体調管理にも十分に気をつけて試験日を向かえます。看護師国家試験の時間配分は、午前午後ともに2時間40分です。それぞれ120問題、合計で240問出題され単純計算すると1問につき1分強の時間しかありません。本番の時間配分を想像しながら、過去問で何度も練習することも大切です。本番2週間前までの勉強法についても書かれている以下のサイトもおすすめなので、スケジュールを立てる際はぜひ参考にしてみてください☆:⇒学生必見!看護師国家試験を知ろう